スマートフォンの月々の維持費が安くなるからと安易に格安SIMへの乗り換えを決めていませんか?格安SIMに乗り換えてから後悔しないためには、事前にしっかりと準備をしておくことが大切です。ここでは、格安SIMに乗り換える前に必ずチェックしておきたいことを3つご紹介します。

自分の端末と使い方の把握

格安SIMにはたくさんのプランがありますが、乗り換えてから後悔しないためには、自分の端末や月々のスマートフォンの使い方をしっかりと把握して、使い方に合ったプランを選ぶことが大切です。特にチェックしておきたいのが次の3つ。

端末の種類

今お使いの端末をそのまま使いたいという場合には、使用中の端末がSIMロックなのか、SIMフリーなのかをチェックしておきましょう。SIMロック端末の場合には、MVNOがどのキャリアの回線網を借りているかにより、対応が異なります。

 ドコモの端末auの端末ソフトバンクの端末
ドコモの回線網のSIMそのままでOKつながらない※1SIMロック解除※2
auの回線網のSIMつながらないそのままでOKつながらない※1

※1 ドコモとソフトバンクはW-CDMA、auはCDMA2000というように採用している通信方式が異なるため、通信方式が異なる回線網での利用はできません。
※2 携帯電話用として割り当てられている周波数帯はキャリアにより異なり、それぞれのキャリアで販売している端末は、自社の周波数帯のことだけを考えて作られています。ドコモとソフトバンクは同じ通信方式を採用しているため、SIMロックを解除すればつながりますが、共通している周波数帯はバンド1のみなので、回線混雑時には、つながりにくくなったり、速度が安定しなくなったりすることがあります。

SIMカードのサイズ

SIMカードには、ナノSIM、マイクロSIM、ミニSIMの3つの種類があり、機能的な違いはありませんが、サイズが異なります。使われているSIMカードは、機種ごとにことなるため、自分の端末のSIMカードのサイズをしっかりとチェックしておきましょう。

また、格安SIMでは、すべてのSIMカードを取り扱っているわけではありません。プランにより対応するSIMカードが異なるため、乗り換え先として検討しているプランのSIMサイズも合わせて確認しておくと安心です。

毎月の通信量と通話量

格安SIMのプランは、上限通信量が細かく設定されています。できるだけ余らせず、不足させないプランを選ぶためには、乗り換え前に毎月の通信量がどの程度あるのか把握しておくことが大切です。

さらに、音声通話が必要かどうかも格安SIMを選ぶ上で重要なポイント!大手キャリアの端末と同じような使い方をしたい人は、音声通話機能つきSIMを選ぶ必要がありますが、格安SIMの通話料は30秒20円ほど。キャリアのような定額プランはないため、頻繁に通話する人が格安SIMに乗り換えると、かえって維持費が高くなってしまうこともあります。

対応機種かどうか

格安SIMのプランは、すべての端末に対応しているわけではありません。MVNOやプランをある程度しぼっている場合には、乗り換え予定のプランに格安SIMを導入する端末が対応しているか必ずチェックしておきましょう。

格安SIMの契約方法

大手キャリアは、いたるところにショップがあるので、契約方法で悩むことはほとんどありませんが、格安SIMの場合には、どこで契約をすれば良いのでしょうか。ここでは、契約の方法と契約に必要なものを見ていきましょう。

店頭契約

格安SIMも店頭で契約することができます。ただし、格安SIMを販売しているすべてのお店で店頭契約を取り扱っているわけではありません。店頭契約では、分からないことや疑問に思うことを相談しながら契約できる上に、音声通話機能つきSIMでも即日開通するのでおすすめです。

【主な流れ】

  1. 申し込み用紙に記入
  2. 開通まで待機
  3. 会計
  4. 受け取り

※会計が最初にくることもあります。

店頭で購入して自宅で契約する

量販店などでSIMカードのみ購入して、契約はインターネットまたは郵送で行う方法です。SIMカードが同梱されているデータ通信専用SIMの場合、契約後すぐに開通しますが、音声機能つきSIMの場合は、契約後にSIMカードが送付されてきます。

【主な流れ】

  1. レジで購入
  2. 受け取り
  3. インターネットまたは郵送で申し込み
  4. 開通

インターネットから申し込み

SIMの購入から契約までをすべてインターネットで方法です。SIMカードが手元に届くまで時間がかかりますが、時間をかけて自分に合ったプランを選びたい人やすぐに開通しなくても問題ない人におすすめです。

【主な流れ】

  1. 公式サイトで申し込み
  2. 本人確認書類のアップロード
  3. 受け取り
  4. 開通

【契約に必要なもの】

  • 免許証や保険証などの本人確認書類
  • クレジットカード
  • MNPを利用する場合にはMNP予約番号

銀行引き落としに対応しているMVNOもありますが、支払いはクレジットカードが一般的です。MNP予約番号は、お使いのキャリアのショップや電話などで取得できます。

子どものスマホの契約はどうする?

子どもにスマートフォンを持たせるとき、格安SIMを検討する人も多いですよね。でも、一部のMVNOを除き、20歳未満の未成年では契約できないようになっているので、子どもに持たせるスマートフォンを契約するときには、ご両親のどちらかの名義で契約するのが一般的です。
大手キャリアで契約した子ども名義の端末で格安SIMに乗り換える際には、ご両親どちらかの名義に変更した上で乗り換える必要があります。

端末の入手方法

格安SIMを導入する端末は、SIMフリー端末やキャリア端末の再利用で入手することができます。具体的な方法をご紹介しましょう。

店頭

パソコンショップや家電量販店で購入することができます。新品だけでなく、中古品も取り扱っているお店もあります。端末を直接手にとって確認したい人におすすめです。

ネットショップ

いつでもどこでも選べるのがネットショップの最大のメリット。海外通販サイトで海外モデルを入手することもできます。ただし、日本で無線機器の技術基準をクリアした「技適マーク」がついていない端末を使用すると、電波法違反になる恐れがあります。海外の端末を購入する場合には、技適マークの刻印やシールが貼られている端末を選びましょう。

格安SIMとセット購入

選べる機種が限定されることがありますが、MVNOのサービスによっては、格安SIMと端末をセットで購入することもできます。割引や分割払いなどが利用できることもあります。

iPhoneはApple Store

新品のSIMフリーのiPhoneの入手は、基本的にApple Storeのみ。店頭だけでなく、Webサイトでも購入できます。

オークションなど

多くが中古品ですが、オークションやフリーマーケットなどに出品されていることがあります。タイミングによっては、かなりお得に購入できることも!また、リサイクルショップでも購入できます。

今お使いの端末をそのまま使う

大手キャリアの端末はSIMロックがかかっていますが、MVNOの回線網の借受先がお使いの端末と同じ場合には、そのまま利用することができます。借受先が異なる場合には、SIMロックを解除すれば利用できますが、前述のとおり、通信方式が異なるキャリアから回線網を借り受けている場合には、SIMロックを解除しても回線を利用できません。2台目、3台目として格安SIMを導入するときには、機種変更で余った端末を再利用するのもおすすめです。