食費や光熱費はどこにどれだけ使ったか理解しやすいものですが、スマホの通信費となるとちょっとよくわからない…そういう人は多いと思います。
でも、スマホの通信費は高額で、毎月ほぼ固定で費用がかかるものですから、見直しの必要性も感じられますね。
ところが、実際に見直そうと思っても、どこから手を付ければ良いかわからない…という場合もあるのではないでしょうか?

特に最近話題になっている格安スマホや格安SIMは見るからに安そうですが、
結局どうすれば使えるのか、メリットやデメリットも分かり難いですよね?

スマ子

スマホ料金を下げたいけど、何をすればよいのかわからない・・・
最近話題の格安SIMや格安スマホって何が良いのかな?

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スマホ料金を節約するポイント

大手3社のスマホで通話やインターネットなどを利用するには、
基本使用料+インターネット接続サービス+パケット通信料定額サービス
が最低限必要になります。それぞれの名称は異なりますが、どこのキャリアも通信料はこれが基本です。

料金プランは、電話としての機能を優先するのか、メールなどを中心に使うのか、インターネットなどに接続することが多いのか、などで変わってきます。
まずは契約時に何をメインに使うのかを整理しておきましょう。
また、どの程度使うのかでも、料金プランが変わる場合があります。特に、データ量に関するプランは、節約のポイントといえるでしょう。

データプランの見直し

例えば月々のデータ通信量が2GB以下なのに、5GBまで定額のプランにしているなら、低通信量の定額プランに変更すればパケット通信料が安くできるはずです。
自分の使用状況を把握したうえで、設定し直すことが大切です。

無駄なオプション料金

 
意外と見落としがちなのが、オプション料金です。
オプションは初期契約時に付けられるものと、後から付けたり外したりできるものとがあります。
価格はサービスの内容やキャリアによって異なるので一概には言えませんが、100~500円くらいが相場です。
月々の支払額でみると数百円程度ですが、年間で考えると1つあたり1200~6000円にもなるので侮れませんね。本当に必要かどうか、良く見直してみましょう。

…とはいっても、注意が必要なオプションもあります。それは、

  • 端末購入時にしか契約できないもの
  • 加入から一定期間は無料であるが、それを過ぎると有料になるもの
  • 年単位の契約のため、途中で解約すると契約解除料がかかるもの

などのオプションです。
これらは契約するときに良く確認しておくことが望ましいのですが、機種変更や新規契約時にはいろいろと煩雑な手続きも同時に行われるため、詳細まで気が回らないこともあると思います。

キャリアのショップ担当者がオプションについて説明してくれますが、一度にあれこれと話されて、聞き漏らしてしまうこともあります。
そういう場合は、ぜひ最初の請求時に明細を確認することをおすすめします。この際、web上で確認すると便利です。
明細書中のオプションの項から説明のサイトをすぐに閲覧することができ、オプションの詳細や契約解除の条件についての情報を知ることができるからです。
解約もweb上でできます。でも、端末購入時にしか加入できないオプションは、良く考えてから解約しましょう。
自分のニーズや利用状況などと照らし合わせて、オプションを選ぶようにしましょう。

ポケットWi-Fi、WiMAXを使って節約する

スマホの料金のうち、データ通信料にかかる料金が占める割合は結構あると思います。
もし、データの通信量が削減できれば、契約プランを通信量の少ないものに変更することができますね。では、その方法を見てみましょう。

小型Wi-Fiルーターについて

Wi-Fiは通信の速度や安定性などのメリットが多い、非常に便利なものです。スマホならWi-Fiでインターネットに接続可能ですし、Wi-Fiでのデータ通信はモバイル通信ではないので通信量の上限に達することがなく、速度制限を受けることもありません。
最近は、街中の駅・カフェなどで、“Wi-Fi利用可”のマークを見ることも多いですね。この場合、その自宅やスポットに無線LANルーターやその機能があるモデムなどが置いてあって、それに接続しています。ですが、逆に言うと、それらの無いところではWi-Fiに接続できないわけですね。

そこで登場したのが“持ち運びできるWi-Fi”です。ポケットに入るくらいの小さいサイズで、小型Wi-Fiルーターのことです。
名称はいろいろありますが、例えば「Pocket Wi-Fi」「モバイルWi-Fiルーター」などがこれにあたります。
持ち運び可能なルーターですから、Wi-Fiスポット以外でもWi-Fiを利用してインターネットなどに接続できるわけですね。 
利用料はキャリアのより様々ですが、高通信量のプランと比べれば節約できる場合が多いです。

WiMAXについて

最近よく耳にするようになったWiMAX。現在主流として使われている無線LANよりも高速通信が可能で、しかも広いエリアで利用できる、無線通信技術の新しい規格のことです。
WiMAXを使うには、専用のWiMAXルーターという小型ルーターなどが必要です。
これはWi-Fiのように携帯電話用の3G回線を使用せず、データ通信専用の回線を使用するものです。だから高速通信ができるのですね。
したがって、Wi-Fiと同じように、高通信量のプランを契約する必要がなくなります。
WiMAXを提供しているのは、UQWiMAXというキャリアです。ここはKDDIの資本が入った会社ですので、auはスマホにWiMAX機能をつけたものを販売しています。ただし、新しい規格のため、使えるエリアが限られているのが難点です。

SIMフリーを使って節約する

 
SIMフリーのスマホを使うと、いろんな面で通信料を節約することができます。
まずはSIMフリーの簡単な説明をしましょう。

SIMフリーとは

少し前まで、日本で販売されているスマホは、どのSIMカードを挿し込んでも使えるわけではありませんでした。
キャリアで販売されている端末機器には、自社のSIMカードでしか利用できないように“SIMロック”がかかっていたからです。
しかし、2015年の5月から、この解除が義務化されました。
つまり、SIMフリーの端末を使えば、キャリアのSIMカードだけでなく、様々な会社のSIMカードが利用できるようになったというわけです。

そもそもSIMカードって?

SIMカードには使用者がどこの会社と契約しているかの情報が入っており、これが無いとスマホは外部通信ができません。(Wi-Fi接続機能を除く)
なので、スマホを購入した会社とは別会社が提供するSIMカードを挿入すると、別会社と契約してスマホを使う意味になります。
どこのSIMカードが挿入されているかで料金プランも変わってくるんですね。

格安SIMを利用するには

格安のSIMを使うと、キャリア料金の2分の1以下でスマホが使える…ウソのような本当の話です。
格安SIMは大手キャリアも販売していますが、一般には大手以外の通信事業者が提供しているSIMカードのことを指します。
こういった通信事業者は、大手キャリアの通信網を借り受けて、通信サービスを提供しています。
中でもドコモの通信網を利用する事業者が大部分なので、ドコモのスマホであれば、まず格安SIMの利用が可能です。

一方、ソフトバンクはY!mobileを格安SIMと位置づけていますが、SIMの販売を行っているだけです。
一般的なキャリアプランと比べると、格安SIMの場合はひと月あたり5000円近く安くすることができます。
さらに、多くの場合、携帯電話番号ポータビリティに対応しているので、電話番号を変更する必要もありません。
格安SIMへの変更に抵抗がないのであれば、通信料の節約効果は絶大です。ぜひ検討してみてください。

大手3社とスマホ業界の現状

携帯電話会社といえば、ドコモ、au、ソフトバンクがトップ3ですね。この大手3社を含め、「携帯会社」「携帯電話の通信サービスを行っている会社」のことを“携帯キャリア(略してキャリア)”といいます。
正式には電気通信事業者のことです。日本では、この3キャリアがスマホの通信網の多くを占めているのが現状です。

スマホが登場する前のいわゆる“ガラケー”全盛時代には、キャリアは携帯電話メーカーと共にオリジナル商品の開発に力を入れていました。
その結果、日本独自のガラパゴス化した機能を盛り込んだケータイが、市場に溢れていたのです。

しかし、米・アップル社のiPhoneの登場により、日本にも従来型のケータイとは異なる“スマートフォン”のニーズが増し、3社とも利用できるスマホの機種が格段に増えました。
情報量が大きいスマホの普及に伴い、通信網の拡大や通信速度を競っていた時期もありましたが、これは都市部を中心に落ち着いてきた感があります。
そして、各社は特色を打ち出そうと、様々なスマホ用のサービスを提供し始めました。その反面、サービスが複雑化してしまったので、利用者は何が本当に必要なのかを見極めることが難しくなっている面もあります。

さらに、大手キャリアを優位にしていた“SIMロック”の解除が義務化されたことにより、スマホ市場は中小通信事業者を巻き込んだ自由市場に変わりつつあります。これによって、利用者は多様な内容や低価格のサービスを受けられるようになり、大手キャリアから離れる利用者も今後は増えると見込まれます。